会社員とフリーランスの違い

フリーランスと会社員では、働き方や収入の面で違いがあります。
まず働き方の違いとして、会社員は雇用契約の下で働くことから労働基準法が適用されるでしょう。
36協定を締結していなければ労働時間は1日8時間で、1週間に40時間以上の労働をさせてはいけないことになっています。
会社員は会社が指定した場所へ出勤し、社内規定を守りながら働く義務があるのです。
また、同僚や上司と一緒に働くため、職場での人間関係がストレスになることもあるでしょう。

一方、フリーランスは企業側と業務委託契約を結んで仕事をこなします。
例えば在宅型の場合は、納期までに成果物を納品できれば仕事場や就業時間は自分で自由に決めることが可能です。
1人で仕事をするので、人間関係の煩わしさが少なく作業に集中できるでしょう。

収入面でいえば、会社員の場合は毎月一定の金額が給与として支給されるので収入は安定します。
さらに、会社員は雇用保険に入っているので、失業しても失業給付金を受け取れるのがメリットです。
ただし、収入の安定性は会社員のメリットですが、職場によってはスキルに見合った収入が得られないこともあります。

フリーランスの場合は、案件の単価を自分で交渉して決めることが可能です。
そのため、スキルやIT業界での実績があれば、高額案件の獲得もできるでしょう。
案件がある限り収入は得られますが、案件がなければ収入も途絶える不安定さがデメリットと言えます。